彼岸花
彼岸花には毒があって
摘んではいけないと
祖母に教わった
それは
腕いっぱいに彼岸花を摘んできた私に
教えた祖母の言葉だった
田んぼの近くに彼岸花が咲くのは
そうやって虫から稲を守っているのだと
そう話していた
だから
なんとなく
彼岸花の赤い花の
凛としたその強い立ち姿に
なんとも言えない
気持ちになっていた
彼岸花の花言葉は
「悲しい思い出」「諦め」
最近になって
白い彼岸花が咲いているのを見た
去年はそんなところになかったのに
今年は沢山咲いていた
なんとも美しく
祖母の教えがなければ
思わず摘んでいきたくなるほどだった
うちに帰って
白い彼岸花の花言葉を調べたら
「また会う日を楽しみに」「想うはあなた一人」
とあった
なんとも皮肉にも
色が変われば
真逆の意味を持つのです
彼岸に咲く
亡くなった世界の教える
真実
色が変われば
意味が 見方が 変わる
この世も
あなたの気持ち一つで
同じ景色が
全く違って見える
もう一度
真っ白な気持ちで
自分のことを
みてあげてください
未来の自分に会うのが
楽しみになるかもしれません
そんな
大切なことを
教えてくれています