親と子のまえに
自分の身内に対する気持ちの整理の仕方・・・
本当に難しいです
どこまでいっても身内なので
知らんふりは出来ても
ふり ですから
知らないわけにはいかないものです
親としての立場であれば
どこまでが親の責任なのか
何をもって 自立といえるのか
子供が成人になっても
何かあれば全く知らないというわけにはいきません
一方で
子としての立場であれば
どこまでが子としての責任なのか
どこまでが 子として当たり前のことなのか
老いていく親に対して
やれることの線引きは簡単ではありません
私は、親も子も全て
親である前に 人であり
子である前に 人である
というのが 考え方の根本です
ですから、どの立場でも
人としての生きがいや楽しみまで無くすような
相手への責任は負うべきではないと思っています
ごく自然に出てくる感情が全てです
感情に無理に蓋をしたり 折り曲げたり
そんな事をし続ければ お互いに頑張りあう関係になってしまいます
頑張って 責任を 負い続けるのではなく
お互いが どちらも 支え合う関係でいてください
迷惑をかけたなら かけないように・・・
嬉しかったんなら 喜ぶように・・・
苦しかったのなら 苦しみ続けないように・・・
誰でも心底では
自分のせいで誰かが苦しんで生き続ける
そんな事したくありません
そうして
他人と比べて
そうできない自分を絶対に
責めてはなりません
自分と自分以外を比べるなんて事は
同じ人生ではないのだから
絶対に無駄です
他人には そうなるだけの 人生があったのです
自分とは違います
自分は そうならなきゃいけないのに 出来ない
なんて思わなくて大丈夫です
ばちは太鼓にあたり 人には当たりません
無理してはいけません
せっかく 神様が 用意してくれたあなたの人生を
無駄にしないでください
無理してはいけません
人は 親である前に 子である前に
たった一回の人生を生きる
たった一人の 『人』なんです
人は 自分の気持ちに蓋をしたり 折り曲げては
本来の形が変わってしまいます
自分の気持ちに正直に生きる
『人』であってください